介護離職ゼロを目指し、従業員のプライバシーと働きやすさを守る 株式会社CareFran
Care Fran代表・久保田洋介、「OKAYAMA STARTUP AWARD 2026」にてビジネス部門グランプリを受賞!
〜社会課題の大きい介護マーケットにおいて、生成AIへの期待が高まる中、現場の専門性を活かして実用化まで落とし込めている点が評価〜

株式会社Care Fran(本社:東京都千代田区、代表取締役:久保田洋介、以下「Care Fran」)は、2026年3月21日(土)に開催された「OSA 2026 OKAYAMA STARTUP AWARD 2026 第5回ももスタビジネスプランコンテスト」において、ビジネス部門グランプリを受賞したことをお知らせいたします 。
■ 受賞の概要
「OKAYAMA STARTUP AWARD 2026(OSA 2026)」は、ももたろう・スタートアップカフェ(ももスタ)が主催する、次世代の起業家育成とビジネスプランの成長支援を目的としたアワードです 。
Care Fran代表の久保田洋介は、既に事業として動き始めているプランを対象とする「ビジネス部門」に登壇 。新規性、社会性、採算性、実現性、成長可能性といった厳しい審査基準をクリアし、見事グランプリに輝きました 。
■ ビジネス部門グランプリ受賞
『ケアマネ不足を解消し在宅介護を支えるインフラへ』
株式会社CareFran 久保田洋介
■ 背景:深刻なケアマネジャー不足と業務過多の現状
在宅介護の要であるケアマネジャーは、現在、低賃金や書類業務の過多による「シャドーワーク」が常態化しています。有効求人倍率は約10倍に達し、過去5年で3,000件もの事業所が閉鎖するなど、現場は限界を迎えています。私たちは、この「現場の頑張り」に依存した構造を、テクノロジーで根本から変えるために立ち上がりました。
■ 解決策:生成AIによる「0から1」の書類作成の自動化
ケアフランが提供するのは、面談の音声データや手書きメモ、既存資料をアップロードするだけで、ケアプラン一式を生成AIが自動作成するシステムです。 これにより、ケアマネジャーは「書類をゼロから作る作業」から解放され、「AIが作成した資料の確認と判断」という専門性の高い業務に集中できるようになります。空いた時間は、利用者や家族、他事業所とのコミュニケーションに充てられ、介護の質向上に直結します。
■ 強みと実績:自社運営から生まれる「現場に刺さるAI」
当社の最大の強みは、単なるAIベンダーではなく、自ら介護事業所を運営している点にあります。現場の「暗黙知」をAIにフィードバックし続けることで、実務に即した高精度な実装を実現しました。
- 業務効率化: ケアプラン作成時間を220分から70分(約3分の1)へ大幅に短縮。
- 事業成長: 岡山県内2拠点で利用者200名超、MRR(月間経常収益)150万円を達成。2024年7月には広島県福山市への展開により、MRR 300万円への急成長を見込んでいます。
■ 今後の展望:「岡山モデル」を全国の自治体へ
両備システムズ様とのご縁で始まったこの「岡山での挑戦」を、現場負荷の改善と事業利益を両立させる「岡山モデル」として確立させます。このモデルを全国の自治体へ展開し、「介護を、もっと軽やかに」することで、介護に関わるすべての人たちの幸せを支えるインフラを目指します。
■ 質疑応答 ハイライト
Q1. ITに慣れていないユーザーさんもいらっしゃるのではないかと思うのですが、そこへの配慮や工夫があれば教えていただけますか?
まさに介護に関わる方々、ケアマネジャーさんは多少パソコンを使われますが、少し不慣れな方もいらっしゃいます。ここに関しては、社内で非常に丁寧にオンボーディング(導入支援)をさせていただいております。今は人力でマニュアルを渡したり、直接サポートしたりして、頑張ってITを覚えてもらっています。
ただ一方で、これは私たちの強みになるとも思っています。介護業界の方々がITに慣れていただくことで、人材としてのレベルが上がると考えているので、そこはかなり丁寧にやっています。
Q2. この介護業界に関して、岡山や瀬戸内、中国エリアなど、この地域特有の課題などはあるのでしょうか?
「地域特有の課題」というわけではないかもしれませんが、岡山市さんは「介護特区」という行政の特区に指定されておりまして、新しい取り組みに対するやりがいはすごくあるなと考えております。
Q3. スケール化していく方向性としては、他の事業所に技術を提供していくような形で広げていかれますか?
まずは、自社店舗を全国に展開します。そして店舗を展開するだけでなく、その店舗を拠点にして、持っているノウハウを地域のケアマネジャーさんや他の事業者さんたちに展開していくという、二段階のステップを踏んでいこうと考えています。
Q4. 事業化してみて、問題点や改善の事例があったものがあれば、ぜひ教えていただきたいです
はい、問題点はたくさんありました(笑)。やっぱり、AIが自動で出力したからといって、一発で「実務として100点」かというと、そうではありません。そこを現場の感覚に合わせるために、3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月といった単位で修正をかけ続けて、今の形になったという実態があります。
■ 審査員コメント
グローバル・ブレイン株式会社 Director:依田 拓郎 氏
「すでにビジネスとしてのトラクション(実績)が出ており、非常に解像度の高いプレゼンテーションでした。社会課題の大きい介護マーケットにおいて、生成AIへの期待が高まる中、現場の専門性を活かして実用化まで落とし込めている点は素晴らしいと感じます。今後は蓄積される独自のデータを活用し、さらなるビジネスプロセスの改善やBPO展開など、事業の拡張性にも非常に期待しています。」
久保田洋介:まさに今、※BPOの販売もスタートしていますし、自治体さんとの実証事業も開始しております。実績を出してどんどん広げていき、「介護の相談といえばケアフラン」と言っていただけるように頑張ります。ありがとうございます。
※BPOの販売:2026年3月よりサービス開始:ケアマネのアセスメント書類を[まるっと代行]:https://carefran.co.jp/assessment
株式会社ウィズレイ 代表取締役:森山 圭 氏
「薬剤師として現場を知る立場からも、記録業務(ケアプラン作成等)の負担軽減は非常に意義があると感じます。アナログな現場ゆえに、音声入力時の『ノイズ』の問題など実用化へのハードルは高い領域ですが、そこをどう突破し、いかに現場に深く刺さるプロダクトに磨き上げられるか。他職種での先行事例も参考にしながら、唯一無二の価値を明確にしていってほしいと思います。」
■ 岡山市長 大森雅夫氏のコメント
「私は介護関係のお話を伺う機会が多いのですが、実はケアプランの作成に220分もかかっているという実態を初めて知りました。
AIの活用によって、その時間が3分の1以下に短縮されるというお話がありましたが、これはまさに『AIが世の中や労働市場を変えていく』という象徴的な事例だと感じます。
薬剤師の審査員の方も指摘されていましたが、今行っている業務のあり方が今後大きく変わっていくはずです。今日のお話に限らず、AI活用のルートは至る所にあるでしょう。それをこれからどう見つけ出し、整理していくかが、今後の非常に大きなポイントになると感じました。」
■ 株式会社CareFran 代表取締役 久保田洋介のコメント
「本当にこのような賞をいただけて、感無量です。 2023年に初めて岡山に来てから今日まで、中銀キャピタル様をはじめ、多くの方々に投資やご支援をいただき、支えられてきました。
今回、この岡山でビジネス部門でグランプリをいただけたこと、そして岡山拠点のメンバーが着実に増えてきている中でのこの受賞は、チームのみんなも心から喜んでくれると思います。本当にありがとうございました。」
■ イベント開催概要
- 名称:OSA 2026 OKAYAMA STARTUP AWARD 2026 第5回ももスタビジネスプランコンテスト
- 日時:2026年3月21日(土) 14:00〜18:00
- 会場:ももたろう・スタートアップカフェ(岡山県岡山市北区駅前町1丁目8-18 イコットニコット2F)
- 主催:ももたろう・スタートアップカフェ
【株式会社CareFran(https://carefran.co.jp/)】
会社名:株式会社CareFran(ケアフラン)
代表者:久保田 洋介(代表取締役)
設立:2022年11月11日
所在地:東京都千代田区神田錦町3-15 錦精社神田ビル3階3100
資本金:3,000万円
主要株主: ユナイテッド株式会社、Gazelle Capital株式会社、株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ、株式会社UNERI
事業内容:ケアマネジメントプラットフォーム事業、居宅介護支援事業(介護保険事業)、法人向け介護相談窓口
所在地 〒719-0254 岡山県浅口市鴨方町六条院東 3476-4-102
所在地 〒700-0945 岡山県岡山市南区新保677-10 Be・NEXTビル1階
サービス種別 居宅介護支援事業 介護予防支援事業
所在地 〒720-0824 広島県福山市多治米町三丁目30-7 スマクオーレ多治米301
サービス種別 居宅介護支援事業 介護予防支援事業
ケアマネ採用窓口:https://lin.ee/bhgVLY1
X:https://x.com/carefran_ak0601
YouTube:https://www.youtube.com/@carefran
note:https://note.com/carefran
ケアマネのアセスメント書類を[まるっと代行]:https://carefran.co.jp/assessment